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高齢者のめまい訓練法

高齢者のめまい感は内耳から大脳までの平衡神経系の機能低下による原因があります。
 内耳には平衡を感じる耳石器があります。重力で耳石が下に引っ張られ体の傾きを脳に伝えます。この耳石器やこの信号を受け取る脳の機能が年齢とともに衰えると身体の傾きを感知しにくくなる為、つまずきやすく転倒しやすくなります。
耳石器と脳の平衡神経領域を鍛える方法があります。
①床から垂直に伸びる柱や線などの前に立ち(あるいは椅子に座り)頭を斜め横に傾け15秒間キ-プします
②次は同様に反対側に傾けます。
これを1日朝夕2回行います。これにより耳石器と脳への刺激により平衡感覚良くなることが期待されます

2019-09-16 23:12:55

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咽喉頭逆流症

咽喉頭逆流症(LPRD)とは胃酸の逆流が原因でのどの症状を引き起こす病気です。
その症状は様々で、声がれ、のどの異物感、のどの痛み、飲み込みづらさ、空咳等です。診断は主に喉頭内視鏡で行いますが、病変がはっきりしない場合も多いです。逆に、のどに明らかな病変がないのに前述のような症状があればLPRDを疑うこともあります。
胸やけや呑酸(酸っぱいものがこみ上げてくる感覚)を感じる方、過去に胃カメラ等で逆流性食道炎と言われたことのある方の場合LPRDの可能性が高くなります。
治療は主に胃酸を抑える薬を内服します。このような薬の効果があることでLPRDの診断がつくこともあります。また、胃酸の逆流には生活習慣も非常に重要です。脂肪の多い食事、チョコレート、過剰なカフェインやアルコールは症状悪化の原因となります。他にも食べたあとすぐに横にならない、ベルトをきつく締めない等の注意も必要です。

2019-08-27 16:20:57

スギ舌下免疫療法

2019年3月からスギ舌下免疫療法の薬剤が冷蔵保存のシダトレインから常温保存の舌下錠”シダキュア”に代わり4週間処方が出来るようになりました。薬剤の力価は2000JAU(アレルギ-活性単位)から 5000JAUに替わり、より有効性の高い効果が期待されます。
スギの飛散時期,12月後半から翌年5月くらいまでの間は治療を開始できすることはできません。舌下免疫療法を開始した時は初日と1週後の通院が必要ですがその後は4週間毎に受診して頂き、処方致します。比較的安全な治療法として考えられていますが副作用が見られた時は治療を中止します。3年以上の治療が推奨されています。 当院では舌下免疫療法治療中の患者様にはなるべく待ち時間を少なくするよう配慮しています。

 

2018-03-26 16:24:52

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Bスポット療法(鼻咽腔スポット療法)

鼻の奥とのどの上の間に上咽頭に咽頭扁桃と呼ばれるリンパ組織があります
この部位に塩化亜鉛を塗ることにより殺菌効果や過剰に増殖した咽頭扁桃を変性させる。この処置により炎症が軽減しのどの違和感やのどの痛みなどの症状が改善します。
週1回位のペースで2,3回から10回位行います。治療の効果には個人差があります。薬を塗った治療後に少し痛かったり、血液が混じることがありますが時間が経てば無くなりますので心配はありません。
 

2018-02-23 10:40:54

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嗅覚のトレーニング

嗅覚の衰え
嗅覚は年齢とともに他の神経と同じように衰えてきます。直接臭いを感じる神経は鼻の上にある嗅細胞ですが嗅神経を介し脳の嗅皮質に臭いの信号が送られ臭いを感じます。
嗅皮質は年齢とともに衰え50~60代から嗅覚の低下が始まり何の臭いか判りにくくなります。嗅皮質の神経を鍛える方法があります。積極的に臭いを嗅ぎ脳に刺激を与えることです。自分の好きな臭いなら何でも構いません。ミント、コーヒー、レモン、お茶っ葉、面倒なら毎日の食材など自分の好きな臭いを手元に置き朝夕毎日2回位続けて見ましょう。3月位で嗅覚が戻ってくることがあります。
 

2018-02-20 15:28:51

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中高年の帯状疱疹

帯状疱疹は水疱瘡として9割位の人が幼少期に感染し帯状疱疹ウイルスを持っています。免疫力が低下する50才から80才の間に3人に1人の人が再発発症するといわれています。再発した一部の人は何か月、時に何年もつらい痛みが残ることがあります。
50才を迎えたこの時期にワクチンの接種を考えて見ましょう。
ワクチンを接種することで6割以上の再発予防と症状の軽症化が可能と考えられています。このワクチンは子供の水疱瘡予防のワクチンと同じ内容です。接種を希望される方は電話又は外来窓口で予約を受付致します。

2017-08-02 09:58:19

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高齢者の鼻漏

寒い時期によく見られる慢性的な鼻汁です。 70才以降に生じる鼻粘膜の機能低下による原因です。くしゃみ、鼻閉、発熱などを伴わない水様性鼻汁で朝起きた時に多く出ます。鼻粘膜の機能が低下すると呼気が鼻腔内を通過する際に、本来は再吸収される水分が粘膜上に凝集し鼻汁となる。これが高齢者の鼻汁の病態です。通常の抗アレルギ-剤や点鼻薬は効果がありません。鼻粘膜の温度を上げるような生活指導が必要になります。マスクの着用や場合により39℃から40℃の温めた生理食塩水を用いた朝晩の鼻洗浄などを行います。

2017-02-15 06:28:33

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咳と小児副鼻腔炎

他科で治療を続けてもなかなか咳が治らない小児が耳鼻咽喉科を訪れます。鼻汁が余り見られない為,家族は副鼻腔炎の存在に気が付きません。小児は正確な症状を自ら訴えることが出来ない為,親が注意して判断する必要があります。しぼり出す様な咳が続き風邪などの治療で良くならない、特に夜間から明方に症状が強く見られます。診察をすると鼻からのどに落ちる粘性の強い鼻汁が認められます。のどに落ちる`後鼻漏`を出そうとする行為が咳となります。副鼻腔のX線あるいはCT検査を行うと副鼻腔に強い陰影が見られ副鼻腔炎と診断されます。

咳.後鼻漏

2016-03-28 17:14:44

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耳鳴りの原因、治療についての最近の考え方

今まで耳鳴りは治らない、と繰り返し聞かされて来た方は数多くいらっしゃると思います。耳鳴りの発生する部位は内耳から大脳皮質に至る神経の伝導路のどの部でも生じる可能性があると言われて来ました。しかし最近一部の研究者らにより耳鳴りの一部は脳の興奮状態の結果生じるもので脳の興奮状態を抑える方法が治療に適していると報告されています。すなわち耳鳴りを訴え又聴力の一部に低下のある方の脳は聴力の損失を補うために脳が興奮して耳鳴りを起こしているという考え方です。興奮状態を抑えて耳鳴りを軽減する為に毎日数種類の治療音を聞かせる“音響療法”があります。ノイズ、心地よいリラックス効果のある曲調の音などを専用の補聴器を耳につけて数週間毎日聞く様にします。リラックス効果のある曲調の音はプログラムにより予測可能な曲調でありながら同じ音を繰り返さないように構成されその結果長時間聞いても飽きないで聞くことができます。補聴器機能およびノイズ、リラックス効果のある音を出すことのできる専用の補聴器が開発されています。
当院では内耳の神経に対する種々の薬による治療効果が十分でない方に対して‘音響効果のある補聴器‘による治療を試みています。この補聴器を2~3月間貸出し定期的に様子を観察致します。効果が見られた時は個人での購入を検討して頂きます。

 

補聴器

2016-02-14 23:55:00

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肺炎球菌ワクチンの成人に対する連続接種の考え方

肺炎球菌ワクチンには65才以上の成人の定期接種に使用するPPSV23(ニュ-モバックスNP)と間隔を置いての任意接種するPCV13(プレベ-ナ13)があります。この2種の肺炎球菌ワクチンを連続して接種して行う方法が効果的であると推奨されています。接種の間隔は6カ月から4年が適切であると考えられています。
免疫原性が高いが、血清型カバ-率が低いPCV13(プレベ-ナ13)を接種し、その後、PPSV23(ニュ-モバックスNP)を追加することで、肺炎球菌ワクチンとしての血清型カバ-率を拡大することができると考えられています。呼吸器系に基礎疾患がある方はより適応があると思います。ご希望の方はお問い合わせください 


 

2015-11-29 23:24:44

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